【横浜銭湯巡り】＃２７　『利世館』風俗街のなかにたたずむ天然温泉のある銭湯

横浜市の中区の伊勢佐木町付近に銭湯はないのかな、検索してみたら『利世館』がヒットしたんだけど、横浜市の中区の伊勢佐木町にある『利世館』ってどうなのかなという方向けに、どんな感じの銭湯なのかまとめてみました。

『利世館』　概要

『利世館』は横浜市営地下鉄ブルーラインの阪東橋駅もしくは伊勢佐木長者町駅から徒歩８分ほど、京浜急行線黄金町駅もしくは日ノ出町駅から徒歩８分ほどの場所にあります。

『利世館』は、横浜きっての風俗街のど真ん中に位置しています。

昔は、大岡川周辺は赤線で、ちょんの間がたくさんありました。今は、一掃されてその欠片もなくオシャレな飲食店が立ち並んでいます。

風俗店の前に立つお兄ちゃんに声をかけられるのは嫌なので、伊勢佐木町モールのやよい軒の前の小道を入っていきます。

『利世館』はビル型の銭湯で、１階はキャバクラや怪しいバー的なお店がありました。それとコインランドリーも設置されています。こんなところによく銭湯なんか建てたな。。。笑

サウナは入浴料に追加１３０円、貸ハンドタオル付きで利用することができます。貸タオルの返却は、受付前のかごに入れます。

階段を上がった２階に受付があります。

鍵付きの靴箱に靴を入れて、鍵をとります。

受付で入浴料を女将さんに支払います。『利世館』はロッカーが指定になっています。入浴料を支払ったら、脱衣所のロッカーの鍵を受け取ります。帰りにこの鍵は受付に返却します。

受付前には、アメニティ類が置かれている棚があり、受付で購入することができます。隣には、牛乳などが販売されている自販機があります。

奥に行くと、待合スペースがありました。

長椅子とテーブルに簡単な雑誌類が置かれています。

脱衣所に入ってみると、シンプルな形になっており、長椅子と１人用の椅子が複数置かれており、お風呂上りにくつろげるようになっています。

ドライヤーは有料で２０円、２つありました。

大浴場に入ると、変わった配置になっていて、

左側に浴槽、右側に洗い場という配置になっています。

洗い場は２０か所ほど。よくよく見ると汚れが少しあり、清潔感には欠けます。

お風呂の種類は下記のとおりです。

『利世館』は天然温泉がありまして、とても濃い！

ぬるぬるしてとても気持ちいいです。

水風呂は、とてもぬるく残念でした。２５℃前後だと思われます。

サウナに入ってみると、地下の秘密基地みたいな雰囲気でとてもいいサウナです。

室内では、銭湯では珍しい最近の曲が流れていて、僕が入ったときは、

「さよならは悲しい言葉じゃない・・・」

なんと、いきものがかりの「ＹＥＬＬ」が流れていました。「ＹＥＬＬ」を聞きながら、とても気持ちのいい汗をかくことができました。

流す曲次第で、サウナ室の雰囲気はがらりと変わるので、流す音楽はとても重要ですね。

『利世館』は風俗街のど真ん中に位置する天然温泉を楽しめる銭湯でした。

夜遊びする場所が、周囲にはたくさんあるので、遊ぶ前後に体を天然温泉で体をきれいにしてはいかがでしょうか。とてもスッキリすると思います。

個人的には、最近の曲が流れている地下室の秘密基地感漂うサウナが気に入りました。

お近くに寄ることがあれば、ぜひお立ち寄りください。