【横浜銭湯巡り】#20 『萬歳湯』昭和の風情漂う戸部の銭湯

【横浜銭湯巡り】#20 『萬歳湯』昭和の風情漂う戸部の銭湯

横浜市の西区の戸部付近に銭湯はないのかな、検索してみたら『萬歳湯』がヒットしたんだけど、横浜市の西区の戸部にある『萬歳湯』ってどうなのかなという方向けに、どんな感じの銭湯なのかまとめてみました。

『萬歳湯』 概要

『萬歳湯』は京浜急行線の戸部駅から徒歩5分ほどの場所にあります。

『萬歳湯』は、昔ながらの一戸建て型銭湯です。何とも言えないいい雰囲気を醸しだしています。
これは中に入るのが、とても楽しみですね。

定休日は土曜日です。

駐車場はありませんので、近隣の有料コインパーキングをご利用ください。

『萬歳湯』 受付

木札付きの靴箱に靴を入れて、木札をとります。

ものすごい年季の入っている靴箱ですね。まだこんな靴箱が令和の時代に残っているのかと感じたほど。笑

中に入ると、

え!?

ここお風呂屋さん、、、?笑

いろいろなものであふれかえっています。中にはダンベルも、、、何のためにここに置いてあるんだろう?笑

『萬歳湯』は番台式です。ここのご主人は、個性的でユニークな方でいろいろ話をさせていただきました。

どこから来たの?から始まり、あなたの地域に昔親戚が銭湯やっていたんだよ・・・などなど。

人見知りの僕は、会話をしている最中ずっと心臓がバクバクでした。笑

ご主人と僕の会話のひとシーン

「貸タオルください。」

「無料だよ。」

「え!?」

僕は貸タオルが無料だと思いませんでした。ご主人はそれを察したみたいで。

「ほかの銭湯はお金を取るからな、ありがたいだろう。ある人はありがたすぎて、1000円おいていく人もいるくらいだ。ガハハハ!」

「・・・・」

心臓バクバクです。。。

『萬歳湯』は番台で入浴料を支払います。貸タオルは無料です。
使用後は、脱衣所にあるハンガーにかけといてとのことです。

『萬歳湯』 脱衣所

『萬歳湯』の脱衣所のロッカーは鍵付きです。

ドライヤーが20円の有料で1つありました。利用するときは、お店の方にお金を利用して電源をつけて使用するというシステムです。

ソファーが3つ、テーブルが2つあります。
ちょうど常連の近所の方が談笑していまして、半分飲み会みたいになっていました。ちょっと一見さんには長居しずらい雰囲気です。笑

普段から常連の近所の方のたまり場みたいです。

その近所の方の談笑をみて、この中で何か空気の読めないことをしたらはぶかれる、そんな空気を感じました。まあ~、僕の考えすぎですかね。笑

脱衣所全体の雰囲気としては、常連の近所の方のたまり場みたいになっていることで、非常に活気があります。

そして、中央に掛けられている時計ですが、もう動いてないのですが相当年季が入っています。そういったものが数多くあり、昭和の風情が漂いとてもいい雰囲気を出しています。

『萬歳湯』 お風呂

浴室に入ってみると、とても明るく清潔感がありました。

洗い場は21か所あり、2か所は物置として使われていました。

タイル絵には河口湖から見える富士山でしょうか。桜も咲いており、とても壮大です。

この絵を見ながらお風呂に浸かるのは気持ちよさ100倍です。

お風呂はとてもシンプルで、白湯に一部分がバイブラになっています。

薪で沸かされているとのことで、とても湯あたりが柔らかく、なにより水がきれいに感じました。

そして、とても熱い!!

手足が痛いほど熱いです。!笑
温度計を見ると、針は45℃を指していました。

ただ、何回も入ると体が慣れたのか徐々に気持ちよく。。。

帰り道には爽快感が半端なく、ちょっとここ最近疲れ気味だったのですが、心も体も疲労が解消されてシャキッとしました。今後は熱湯にはまりそうです。

この原因を調べてみると、エンドルフィンという脳内の物質が身の危険を感じて、大量に放出されるためとのこと。ランナーズハイとかと一緒の理由みたいです。

なるほど。。。

『萬歳湯』 まとめ

『萬歳湯』は、お湯が最高で癖になりそうな銭湯でした。

建物の外観と内装ともに味のあるもので、とてもいい雰囲気を出していました。今後も末永く営業していただきたいですね。

横浜駅からも一駅なので、非常にアクセスがいいです。

お近くの際は、ぜひお立ち寄りください。

『萬歳湯』【基本情報】

名称萬歳湯
住所〒220-0051  横浜市西区中央1-23-3
電話045-321-2879
営業時間14:30〜23:00
定休日毎週土曜日
サウナなし
水風呂なし
駐車場なし
公式サイトhttps://k-o-i.jp/koten/banzaiyu/
イチ押しポイント薪で沸かされた45℃のきれいな熱湯で心も体もシャキッとさせてくれる
『萬歳湯』の店舗動画